電気
電気システム は数多くの機械に動力として使用されます。
電気を使わなければほとんどゲームを進められません。
全ての機械には内部に電気容量を持っています。
電気が供給されるとネットワーク内の電気を使用する全ての機械に均等に分配されます。
新しいネットワークを作成
発電機
発電にはいくつか方法があります。 最も一般的なのは蒸気機関です。 他にはソーラーパネルを使う方法と、後述する蓄電池に貯めておいたエネルギーを引っ張ってくる方法があります。
蓄電施設
現時点では直接電気を保存するには蓄電池を使うしかありません。 ただし、蒸気機関で使う熱湯を貯蔵タンクに保存することで、必要に応じてボイラーを使わずに発電出来るようになります。
送電施設
電柱は電気エネルギーを送るのに使います。電柱には4種類あり、それぞれ長所と短所があります。
- 小型電柱 - 2番目に小さな範囲をカバーし、平均的な長さまで電線を伸ばせます。
- 中型電柱 - 2番目に大きな範囲をカバーし、平均的な長さまで電線を伸ばせます。
- 大型電柱 - 最も小さな範囲しかカバーしませんが、最も長く電線を伸ばせます。
- 変電所 - 最も広い範囲をカバーし、2番目に長く電線を伸ばせます。
接続
発電機(蒸気機関またはソーラーパネル)と電気を消費する施設を設置し、その間をひとつに繋がった送電施設(小型電柱など)で接続を確保することでネットワークが作成されます。
電柱は種類毎に違うサイズのエリアをカバーします。カバーするエリアは電柱の周囲に青い四角で示されます。2つの電柱をある程度近づけて設置すると自動的に電線が繋がります。 建物は1マスでも青い四角に掛かっていれば接続されていると判断されます。
マウスカーソルを電柱に合わせるとそこに接続されている電気ネットワークの需要満足度を確認でき、クリックするとさらに下に示すような詳細画面が表示されます。
- 設置されている電柱で Shift-クリック すると繋がっている他の電柱から全て切断します。
- 銅線を電柱から電柱へドラッグ(銅線を持って電柱の根元で左クリック)すると、繋がっていなかった電柱間を繋げることが出来ます。
- 設置ボタン(デフォルトでは左クリック)を押し続けながら走ると、接続できる最大の距離を自動的に取りながら設置されます(乗り物に乗りながらでも可能です)。長距離を繋げる時に使うと効率的です。遠隔地と繋げるなら大型電柱を使うのもお薦めします。
電気ネットワーク状況画面
電柱に近づいて左クリックすると電気状況画面にアクセスできます。
その電柱に接続されている電気ネットワークの情報しか見えません!
(Pを押して表示される)生産統計とは違い、電気状況が示すのは全体の状況ではなく、そのネットワークの状況です。
- 充足度 - 現在の電気消費需要。このバーは常に満たされているのが理想です。満たされていないということは、建物が要求する電力が発電機が生産する電力より多いこと、つまりもっと発電機が必要ということを意味します。
- 生産量 - 現在の電気生産量。このバーは満たされていないのが理想です。満たされているということは、生産できる電力がすべて建物に消費されており生産能力に余裕がないということを意味します。バーの満たされない分は工場の持つ余剰電力です。
- 蓄電率 - ネットワークに接続されている蓄電池が現在内部に保有している電力量。単位はジュール [J]。1ジュール = 1ワット * 1秒, wikipedia:Joule。このバーは再び空になる前に充電するようにするべきです。
- タイムスパン - 下のグラフに表示する時間間隔をセットします。 "5s" は最新の5秒間をグラフに表示することを意味します。
- 消費量の詳細 - 電力を消費する施設の一覧。消費電力が多い順でソートされます。サンプル写真では二台の石油精製所が431kWと最も電力を消費しています。
- 生産量の詳細 - 電力を生産する施設の一覧。生産電力が多い順でソートされます。サンプル写真では九台の蒸気機関だけで工場の全電力を賄っています。
- 消費量グラフ - 工場の各施設が消費する電力の推移グラフ。4番目で説明したタイムスパンで表示する期間を変更できます。
- 生産量グラフ - 工場の発電機が生産する電力の発電機毎の推移グラフ。4番目で説明したタイムスパンで表示する期間を変更できます。
注意: タイムスパンにセットした値は生産量の詳細/消費量の詳細に影響します。そこに表示されるワット数は下のグラフの期間内の合計ワット数を時間で割ったものです。例えばレーダーを撤去すると、レーダーの消費量は即座に消えるのではなくしばらく残っているのが確認できます。
ネットワークの拡大
ネットワークの電力は決められた優先度に従って電力源から供給されます。最優先(Primary)の電源で需要を満たせない場合、二番目(Second)の電源から追加で供給され、それでも満たせない場合は三番目…と使用できる電源がなくなるまで続きます。さらに詳しく知りたい場合はPower production#The_electric_priorityを参照してください。
新たに設置した電柱は近くの電柱と自動的に接続されます。その際下記のルールに従います。
- 接続可能な最も近い電柱に繋がります
- 互いに繋がっている二本の電柱には繋がりません(つまり三角形を形成するようには繋がりません)
- 最も近い電柱だけでなく、接続できるなら他の電柱にも繋がります